文章をブラッシュアップ!基本的な最終チェック方法を確認
完成した文章の最終チェックは読む、見る、音読するの三段階です。
ミスのない文章が書けたら最終チェックの手間は省けますが、困難なため最後に確認作業が必要になります。
基本的なチェックを丁寧におこない、文章の質を高めましょう。
初めにしっかり読みこむ!黙読で誤字脱字や事実誤認の有無を確認
初めに書き上げた文章を全て黙読で確認し、誤字脱字や事実と異なる内容などの記載があった場合は修正をします。
どんな人でも、ミスがない文章を書くのは不可能です。
管理人も学生時代は誤字脱字に厳しい教授のレポート課題を提出前に必死で読み返した記憶がありますが、しっかり書いたつもりでも確認する際に毎回ミスが見つかりました。
完成後にまとめて読むことで文章の構成と流れが確認できるため、誤字脱字のようなミスを発見する面以外でもこの作業は重要となります。
文章を文法通りに正しく書くことも大切ですので、その確認も合わせておこないましょう。
文節レベルの重複は語句を置き換え修正する
黙読する際に文節レベルで重複してしまっている場合は、問題となっている語句を置き換えて修正が可能です。
1文に同じ語句が入っている文章は、読みづらくストレスを感じる文章になるため読者が離れてしまいます。
誤字脱字の修正ばかりに気を取られていると、語句の重複を見落としやすいので気をつけましょう。
文章の語句を置き換えて修正する方法は、以下を参考にしてください。
(重複している文)
コンビニがあったので、飲み物を買いたかったので入った。
(正しい文)
コンビニがあったので、飲み物を買いたかったため入った。
~のでを~ために置き換えるだけで、重複が解消されて修正前よりも読みやすくなります。
見た目の綺麗な文章へ!字面の違和感を見つけて整える
黙読で修正が完了したら、次は字面に違和感のある箇所を探します。
あなたが違和感を覚えた部分は読者も同じように読みづらく感じるため、文法として誤りがなくても別の言葉に置き換えたり並び替えたりして修正が必要です。
例えば平仮名が続いている文章は間の抜けた印象になる他に読みづらくなり、誤読の原因にもなります。
漢字が羅列した文章も読みづらくなるため、誤読を防ぐ意味でも平仮名とのバランスを考えながら整えましょう。
音読でリズムを確認!テンポの良い読みやすい文章を目指す
最後は文章を音読して、語呂の悪い箇所を見つける作業です。
同じ言葉が続いていたり、発音しづらかったりする箇所は読者にとってストレスとなります。
読点の位置の変更や言葉の置き換えなどで修正し、リズムの良い文章を作って読者が離れるのを防ぐ必要があります。
最終チェックでは違和感を覚えた部分は必ず修正し、妥協のない状態で完成させましょう。